成功・恋愛・カウンセリング・教育・コーチング・投資など様々な分野の著者や講師が間違えやすいことは、自分の性格タイプの視点で、本を書いたり、セミナーで話をしているということです。
つまり、他の人が自分と同じ考え方や感じ方だと思って書いたり、話しをしたりしているということです。
著者や講師と同じ性格タイプの人には、納得でき、効果的な話も、異なる性格タイプの人には違和感があったり、効果がなかったり、逆効果であることさえあります。
例えば、「幸せになるセミナー」というものがあったとして、雄牛タイプの講師が
「しっかり目標を設定し、それに向かってコツコツ頑張れば目標を達成して成功し、幸福になります。」
という話をしたとしましょう。
雄牛タイプのこの講師には、過去の経験からも、実感からも、確信を持って話をしますので説得力もありますし、それ自体は間違いではありません。
しかし、それを聞いている雄牛タイプの受講生は大いに共感するものの、その他の性格タイプは何か違和感があることが多いと思います。
日本人は雄牛タイプが多いため、違和感を持つ少数派の人に対して講師は、こんなに簡単で分かりやすいことを理解できない人が、たまにいるくらいにしか思ってないかもしれません。
雄牛タイプの講師にとっては、「目標を設定して、それを達成していくこと」が最高の成功感や幸福感を感じるものであり、目標を達成することが喜びです。
しかし、例えば鷲タイプは、風に乗ることが大切で、風に乗るタイミングを見極めたことが最高の成功感や幸福感を感じるものであり、風に乗ることが喜びです。
このように、性格タイプによって根本的な感じ方や考え方が異なるという視点は、どのような分野にも大切なことです。
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