ザ・ステイタスメルマガより転載
先日、スティーブ・ジョブズの本を買ったのですが、その数日後に、スティーブ・ジョブズが亡くなったという報道がありました。
スティーブ・ジョブズは創造的な製品を生み出し、世界に影響を与えてきましたが、スティーブ・ジョブズの成功3原則というものがあるようです。
●スティーブ・ジョブズの成功3原則
(1) 今起きていることには意味があると信じる
(2) 自分が大好きなことをする
(3) 死を意識し、本当に大切なことをする
こを一つにまとめると、
「人生には意味がある、つまり目的・使命があり、それを全うすることが大切」ということだと思います。(使命は天命や天職と言い換えることができます。)
様々な良いことを、沢山している人は少なくありません。
そのような人は賞賛されますし、本人も満足しているものです。
しかし、そのような人は、本当にしなければいけないこと、つまり、本来、自分に与えられている大切な、やるべき使命をやってない可能性が高いです。
これは優先順位が入れ替わっている状態です。
一番大切なことを、二番目以降に大切なものに入れ替えさせられることは混乱の特徴の一つであり、世の中に与える影響力は限定的になります。
その視点から見た場合、スティーブ・ジョブズは使命に生きた人なので、社会的にも影響力があったのでしょう。
一方、先日、ロイターに、このような興味深い記事が掲載されていました。
[10月23日 ロイター] 今月5日に死去した米アップルのスティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)の伝記の著者、ウォルター・アイザックソン氏が23日、米CBSテレビのインタビューで、ジョブズ氏は世界で最も優れた経営者ではなかったと語った。
アイザックソン氏は、ジョブズ氏は数々の革新的な製品を生み出したが、経営スタイルは素晴らしいものではなかったと指摘。
ジョブズ氏について「時々とても意地悪だった」と評したほか、議論好きの同氏についていけない人もおり、彼のもとを去っていく幹部もいたと述べた。
アイザックソン氏は、ジョブズ氏がほかの人たちが思いつかないようなことを考えていたと語り、「ほかにいくつか構想を持っていた。
使い勝手のよいテレビを是非とも作りたかっただろう」と明かした。
アイザックソン氏は8月中旬にジョブズ氏と最後に会ったときの様子についても語り、神や死後の世界を信じたがっていたという。
ジョブズ氏は「がんになってから、以前より(神のことを)考えるようになったし、以前よりも信じていることに気付いた。死後の世界を信じたいからかもしれない。
死んだら、消えてなくなるわけではないからね」と話し、それから少し間を置いて、「そう、でも時々、電源スイッチのように感じるときもある。押すと死んでしまう」と続けた後、「だから、アップルの製品にスイッチをつけるのが嫌なんだ」と語ったという。
この記事から、アップル社の製品には、彼の死生観が盛り込まれていることが分かります。
スティーブ・ジョブズは禅の実践者だったようですが、この記事などから推測すると、彼は西洋的聖書解釈から東洋的聖書解釈に傾倒していったものの、最終回答にはたどり着かなかったように見えます。
聖書をベースにした成功法則は、今まで、西洋的な聖書解釈ばかりであり、それは本来の聖書解釈とは異なる自己啓発の視点です。
しかし、本来の聖書の成功法則とは東洋的聖書解釈と言っても良いもので、使命・天命・天職という視点です。
「聖書に隠された成功法則」(サンマーク出版)は、東洋的聖書解釈、つまり、本来の聖書の成功法則だと思ってます。
https://www.the-status.com/pr/
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